
ぞうのマークのテレビCMで知られる中堅運送会社
「松本引越センター」(大阪府四条畷市、岡田邦夫社長)は19日、
民事再生法の適用を大阪地裁に申請し、受理されたと発表した。
同社では昨年9月に、創業者(当時会長)の長男の社長が社内で自殺。
また、昨年秋に創業者を振出人とし、
同社の関連会社が裏書した総額6億円の手形が出回るトラブルが発生した。
会見した岡田社長は、
「手形の実害はなかったが、前社長の自殺などもあり信用力が低下した。取引銀行14行のうち7行から融資を受けられなくなり、資金繰りに行き詰まった」と説明した。
原油や資材価格の高騰も影響はあったものの「主たる原因ではない」という。
現時点で債務超過という。
民間信用調査会社などによると、
1961年創業で、引っ越し専業では国内5位。テレビCMなどを積極展開し、
関西だけでなく、関東、九州地区まで営業エリアを拡大した。
ピークの97年12月期の売上高は79億円だったが、
競争激化などで08年6月期には約60億円に減少し、経常赤字となっていた。
現在の従業員はパートを含め約430人。
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